色鮮やか、高山植物フル稼働/長野県小谷村・栂池自然園
連日気温が30℃を越える猛暑の日本列島も8月7日は立秋。暦の上では秋の始まりですが-------。その日、私は、一年ぶりに栂池(つがいけ)自然園(標高1900~2020m、長野県北安曇郡小谷村)を訪問、約100haの広さを誇る高層湿原では、色鮮やかな高山植物がフル稼働していました。
前日の6日深夜23:54時、JR新宿駅発の夜行快速列車・信州ムーンライト号に乗車、車両は特急あずさ号旧型仕様、乗車券は青春18きっぷを活用、運よく空席がありWシートを確保、格安・楽チンな旅。JR松本駅で中央線に別れを告げて、北アルプスリゾートライン・大糸線(単線)に乗り入れ、7日早朝5:38時、JR白馬駅着。
栂池高原山麓から、ゴンドラリフトとロープウェイで約26分の空中散歩。自然園に下り立つと、はるか彼方に万年雪の白馬の山々がくっきり浮かぶ。標高2000mといえども太陽直下はうだるような暑さ、しかし木陰では一転し、汗がスーッとひき、涼風が肌に心地よい。当初の期待通り、高山植物のオンパレード。
ネイチャーガイドからの情報では、連日、午後は雷雨が続いているとのこと。早めに切り上げようと、夢中でカメラのシャッターを押し続けました。撮っても撮って被写体が絶えません。ヤナギラン、クルマユリ、タテヤマリンドウ、キヌガサソウ、ワタスゲ(果穂)、チングルマ(果穂)、クルマユリ、モウセンゴケ、オタカラコウ、ニッコウキスゲなど数多くの高山植物が見ごろをむかえていました。
高山植物の色はどうしてこんなに鮮やかなのか、かねてからの疑問でしたが、偶然にもひとつの回答がありました。
「---山小屋のガイドさんの説明では、紫外線の影響、とのこと。高山の植物が浴びる紫外線の量は、平地に育つ種よりも多い。遺伝子を傷つける紫外線。対して高山植物は、身を守るフラボノイドという色素をたくさん含む。 加えて、紫外線は、フラボノイドに属するアントシアニンという色素の合成を助ける、アントシニアンとは、赤や青、紫の色素。(8月8日付「しんぶん赤旗」の「潮流」欄要旨)。確かに、高地では、空気がおいしいだけでなく、花の色が下界と比べ物にならないくらい「鮮やか」。
お昼前には、青空が消えて、ガスがかかり始めましたので、早々に下山。山を下って、疲れた足を足湯で慰労、水分が搾り出された体に、ビールとスポーツドリンクを約1ℓ補給。帰路は長距離季節バスを利用、14時栂池高原発、新宿着19時半、渋滞も少なく、順調な行程でした。が、さすがに、夜行日帰りの旅は、少々疲れました。 (画像は、一段目 白馬の山々 二段目左・ヤナギラン、右・クルマユリ 三段目左・チングルマ(果穂)、右・ワタスゲ(花穂) 四段目 タテヤマリンドウ これ以外の関係画像は、本頁左側最上段の「花と祭の気まま旅」をクリックしてご覧ください。なお、いずれも画像上でクリックすると拡大画像になります)
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