子供は国の宝、なのに現実は/生協OB九条の会・埼玉
10月28日午後、さいたま市内で、生協OB九条の会・埼玉主催の学習会(今回は9回目)が開かれました。前回9月3日は、“突発性のボケ”により、学習会を失念。今回は満を持しての参加でした。
今回のテーマは「子どもの貧困と次世代育成の課題~子どもを大切にする国になるためのとりくみ~」、講師は、立教大学コミュニティ福祉学部の浅井春夫教授。同氏は、東京の児童養護施設で12年間、児童指導員として勤務された経験をもつ行動派の学者。【インターネットで「浅井春夫」を検索すると、同氏の国民視線(目線)での教育、活動内容の紹介、「子ども」に関する多くの著書が紹介されています】
さて、ところで、話は変わりますが、今の小子化対策担当大臣って、誰だったっけ。ナヌッ、(;´д`)トホホ…ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘわかりません
、だって。小渕優子さんデスヨ
。正式には、内閣府匿名、ではなく内閣府特命担当大臣(少子化対策男女共同参画)デス。最近、産科医不足、乳幼児をはじめ子どもへの虐待など、大きな課題が山積しているのに、担当大臣として影が薄いような気がするのは私だけでしょうか。
この会はその性格上、参加者は、ジイジとバアバの年代が多い。私も今年12月に二人目の孫に恵まれる予定で、今回は、「こども」を「孫」と読み替えて、お話を聞かせてもらいました。最近、「若い父親(母親)が幼児・児童を虐待(死)-----」に代表されるような、弱い者イジメ(弱者への虐待)が日常化してきています。なぜこのような世の中になってきているのでしょうか。
先生は、冒頭、「(自分は)複雑な家庭環境のなかで育った。つい最近、生き別れた父親に50年ぶりに再会。父親は、若い頃、戦時下の広島・大久野島で毒ガス製造にかかわり、その影響で肺がん・肺気腫を患って亡くなった」と、自分自身の体験を踏まえ、平和への願いを熱く語られました。また、お話の途中、最近話題になっているブラック・ユーモア
川柳「老人は死んでください、国のため」などを紹介、会場の笑いを誘いました。
さて、ワーキングプア・格差社会問題、最近ではアメリカ発の金融危機など、アメリカの新自由主義、それに無批判的に追随した中曽根時代に端を発し、“小泉改革”で総仕上げをした国民不在路線の破綻が明白になってきました。しかし、「子どもの貧困」という言葉は、私たちにとって耳慣れない言葉ではないでしょうか。子どもの養育・教育費は、最近では、何と、一人当たり3千万円もかかるそうです。ワーキングプアとの連鎖を考えれば、この負担がいかに過大なものか一目瞭然です。
先生のお話の骨格は、①いま、なぜ「子どもの貧困」なのか、②「子どもの貧困」が子どもに与える影響、③「子どもの貧困」の仕組み、④「子どもの貧困」削減の具体策----<一般的>労働政策、家族政策、コミュニティ政策、家族の平等政策、<課題別>母子家庭・ひとり親施策、生活保護・就学援助家庭施策、虐待家庭への援助、児童養護施設への子どもの援助、教育改善施策、⑤「子どもの貧困」をめぐる当面の課題、でした。キイ・ワード「子どもの貧困」について、大きな社会問題として捉えることの重要性を痛感した学習会でした。
先生は、将来の生活設計として、さらに積極的に社会的活動に取り組む予定である、と力強く話されました。先生に負けることなく、何かしなければ、と考えさせられた今回の学習会でした。(画像は、浅井先生の講演の模様)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


















































最近のコメント